diary / office design

2019.06.01 | 

HAREL株式会社/interview

HAREL株式会社 小林社長様にインタビューをさせて頂きました。

●オフィス改装の理由、又は理想像等お聞かせください。

 会社を35歳で設立した時から、創立15周年となる50歳までに自社1階にカフェスペースを作ることが自分自身の夢でした。49歳の時に、会社の事業拡大に伴いこれまでの事務所だけでは手狭になり、会社近くのオフィススペースを借りることにしました。

これまでオフィス内にあった商談スペースや会議室をそこに移動することに決め、会社創立時の夢を叶えるべく「HAREL CAFE」を作ることに決めました。

「HAREL CAFE」と言いながら、そこは喫茶店ではなくオシャレなカフェスタイルのフリースペースにして、お客様を呼んで打ち合わせをすることはもちろんのこと、社内会議やセミナーを開催したり、サークルを開いたりすることができるような広い空間を作り、人が集い、笑顔が絶えないような場所になることが理想です。

●hiro furnitureに店舗デザインを依頼した理由、きっかけ、どのような事を求めていたでしょうか?

 当初は違う業者さんに図面まで書いてもらっていましたが、知人(株式会社新大陸 鈴木社長)から、「hiro furnitureさんと話だけでもいいから聞いてみたほうが絶対に良いよ」と言われて、会うだけのつもりでお会いしたのがきっかけでした(笑)

というのも、6月中には遅くとも完成していなければならず、話をもらったのが4月中旬過ぎ。さすがに、ここから始めて6月中の完成は無理だろうという気持ちがあったので、話だけ聞いて、また新たに事務所を設立したりする際にお願いするかどうかを決めるつもりでした。

初めてお会いして、hiro furnitureさんの家具や内装に対する熱い思いを感じたのと、これまでの実績である作品を見させていただき、素敵な空間になることは容易に想像できましたが、時間的に厳しいだろうと話したところ、「本当に偶然ですが、5月~6月であれば時間が取れますよ」という回答。とはいえ、ここから図面書いてとかしていたら時間無いでしょう。と聞くと、「最初に図面を書いて、イメージを擦り合わせて、そこからは作りながら修正していけば充分時間はありますよ!」という答えが返ってきたので、この出逢いは「まさにご縁だ」と自分自身の中でスイッチが入り、お願いすることを決めました。

●改装前後の変化、スタッフ様のモチベーション、求人、外部からの印象、反響等はありましたか?

 「HAREL CAFE」を作ったことで、スタッフのモチベーションは確実に上がりました。

 普段仕事をしている事務所とのギャップが大きいので、気分転換にもなるし、その空間で打ち合わせ、会議、セミナーなどすることが楽しみの一つになっているように感じます。

 来場される皆さんが「おしゃれな職場ですね」とお褒めの言葉をいただけるのは、私たちにとって本当に嬉しい言葉です。これもモチベーションが上がる要因の一つです。

 2020年で会社創立15周年を迎えたのを機に、社名を「HAREL株式会社」に変更して事業展開を加速していますが、「HAREL CAFE」はその象徴となる存在です。遊び心を持った会社にしたいという思いが込められた場所ですので、多くを語らなくても来場いただいた方にこの思いを伝えることができます。また、主な業種が保険代理業ですので、他の保険代理店とのギャップが、来場される方へのインパクトとなっています。

面接は必ず「HAREL CAFE」で行うようにしていますが、面接に来た人がまずこの場所で面接をすることに驚き、そしてこの場所で働けることを想像してくれますので、採用に大いに役立っています。

 今はオンラインでの面談、セミナーが増えたため、今年hiro furnitureさんにお願いして「HAREL STUDIO」を作ってもらいましたが、このスタジオから全国の人たちに配信していくのも、私自身のモチベーションアップにつながっています。

 「仕事で遊ぶ」をモットーにしている弊社の思いを表現した空間を提供していただき、hiro furnitureさんとの出逢いには本当に感謝しています。

HAREL株式会社
代表取締役 小林俊幸
https://harel.co.jp/